カニに含まれる栄養素にはどんなものがある?

カニはとっても硬い殻で覆われているため、エビと同じ甲殻類に分類されます。
エビにしてもカニにしても「赤い」ですよね?
赤いという色には理由があり「アキスタキサンチン」という栄養が「抗酸化作用」を促してくれます。
簡単にいうと抗酸化作用とは、老化の原因や病気の原因となる活性化酸素を抑える効果として有名な成分の1つとなります。
他にもカニには多くの栄養素が含まれるため、高タンパクでビタミンBを多く含んでいる事が特徴といえます。
それではカニに含まれる栄養について詳しく見ていきましょう。
➀タンパク質
カニには栄養素として多くのタンパク質が含まれているため、疲労回復や滋養強壮に対する効果が期待されています。
アルギニンなどのタンパク質は疲労回復や滋養強壮の他、免疫力を高める効果もあります。
人間の体は大半がタンパク質で構成されていて、必須の栄養素といってもいいでしょう。
タンパク質をもう少し細かくいうとアミノ酸と言えばわかりやすいですよね。
風邪などをひきやすい人にとっては、カニは美味しいうえにありがたい食べ物といってもいいですね。
➁ビタミンB2

ビタミンB2は動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ作用など、健康には欠かせない栄養素といえます。
心臓というと人間が生きていくために、とても重要な働きをする臓器の1つであることには間違いありません。
ビタミンB2は「発育ビタミン」とも呼ばれていて、成長期には特に欠かせない栄養素といえるでしょう。
皮膚や粘膜の生成にも欠かせないビタミンで、大人であれば老化現象を抑えてくれる働きがあることも特徴の栄養素の1つです。
➂タウリン
タウリンはアミノ酸の1種で、血液中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす働きがあります。
簡単にいうと中性脂肪を減らす作用があり、中性脂肪が気になる人にとっては助けとなる栄養素と言ってもいいですね。
さらには正式名称で「アミノエチルスルホン酸」と呼び、肝臓の解毒作用を高める効果もある栄養素です。
「もしかして酒を飲みながらカニを食べる事はいい事かも???」
と思われた方は決して間違いではないといえるでしょう。
糖尿病などを患われている方にとってはインスリン分泌を促進する効果があるため、効果的な食べ物という事ができるかもわかりませんね。
⓸アキスタキサンチン

上記でも簡単に説明していますが、どちらかというと「予防」として摂ることが多い栄養素といえます。
抗酸化作用があるビタミンEよりの数百倍の強い抗酸化作用を持っている栄養素です。
老化の原因となる活性酸素の働きを妨げる事が特徴で、美肌作用や生活習慣病の改善にも役立つ栄養素として注目され続けています。
サプリメントでも多くの会社から販売されている事からも、注目されている栄養素という事がわかりますね。
【まとめ】カニに含まれる栄養素はとても多かった
カニには上記で説明した栄養素の他に
ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンE、ナトリウム、カリウム
など微量でも含まれている栄養素まで含めるとたくさんの栄養素が含まれています。
味覚を保つのに必要な「亜鉛」も含まれています。
こうやって見てみると、体に必要なほとんどの栄養素を1度に摂ることができる食べ物といえるかも知れませんね。
美味(うま)くて栄養も豊富な完璧な食べ物といってもいい、まさに海の王様です。
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